休み

ちょいとウメさん聞いておくれよ。

休みだというのに朝から絶食で人間ドック。2年連続で六本木ヒルズクリニックで意味も無く人間ドックだったのだが、今年から人間ドックリストから外れたとの連絡で、いきなり自宅から徒歩圏内の施設。今年の夏に移転予定の施設だけに昭和の趣き。今週のパッとしない気分に相応しい。

パッとしないついでに書くと、そもそも日記というのは読み返したときのお楽しみのつもりで書いているので、お楽しみじゃないときは書く気力も出ない訳で。

新しい部署に来て2年半。暴走とも言えるスピードで走ってきた感じがある。その間に、池袋で餃子やって、ナンタラHDが出来て、宇都宮で餃子やって、社名は一緒だけど別会社という不思議な体験をして、宇都宮が勝手に終了という、栄枯盛衰を一気に味わった。

そもそもゲーセンとしてのロケーションビジネスというものは装置産業であるべきだと考える。会社が大きくなれたのは、この装置が本能を刺激する素晴らしいものだったからであって、装置がなきゃ只のハコ同然なのだ。この日記でも過去再三書いているけども、ソニーマイクロソフト任天堂が戦うだけの装置を10年前はロケーションが独占していたわけで、それを奪われてしまったら厳しい世界になるのは自明。唯一の生命線は「お金を払えばモノを出せる」場の提供だけ。その生命線をスポーツクラブにしたのがさっさとロケーションを撤退した某K社であり、ギャンブルにしているのがP店であり、食べ物で大当たりしたのが某N社なのだろう。で、明日はどっちだとみんなが言っているわけ。

オンラインゲームが金脈。で、ロケーションを持っている。だったらくっつけちゃえばいいのに。Wiiなんてロケ向きだと思うんだけど、どーしてアプローチしないんだろう。DSが受けてるなら、どうしてDSが接続できる筐体をつくらないんだろう。そしてどうしてロケにアシモを絡めないんだろう。通常の発想の延長線上なら誰でも言える。昭和30年代に「20年後にゲームの時代が来る」という発想を、今すればいいのに。